悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年06月20日(金) 03時02分
「悪徳業者のために悔しいが…」 八尾の心中夫婦が遺書(朝日新聞)大阪府八尾市のJR大和路線で14日未明、ヤミ金融業者の強引な取り立てに悩んで心中した市内の夫婦が、八尾市長にあてた「遺書」を残していた。夫婦は生活援護資金を市から借りており、手紙はそのことを市に感謝する一方、東京のヤミ金融業者について「いくら払っても完済にしてくれません。悪徳業者のために悔しいですが、死にます」などとつづられていた。 2枚の便箋(びんせん)に書かれ、末尾に夫婦の署名と13日の日付が明記されていた。封筒に入ったまま自宅に残されていたのを八尾署員らが見つけた。 市の生活援護資金は低所得などで生活に困窮した世帯に対し、臨時的に資金を無利子で貸し付ける制度。夫婦は「夫の医療費がかかり、家賃を払えない」などの理由で4月に5万円借りた。10回で分割返済する予定で、6月初めに初回の5000円を返していた。 関係者によると、手紙は「貸していただいてありがとうございました。(分割払いの)1回は返しましたが、残りの9回は払えません」などと冒頭で記述。「近所の人にこれ以上迷惑をかけられない」というくだりもあった。 (06/20 03:01) |