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2003年06月17日(火) 00時00分
「手術ミスで死亡」遺族、埼玉医大を提訴（朝日新聞・）■埼玉医大・医師に賠償請求毛呂山町の埼玉医大付属病院で脳腫瘍（しゅよう）の手術を受けた女性（死亡時５２）が死亡したのは手術ミスが原因だったとして、遺族が１６日までに、埼玉医大と執刀医を相手取り、約９６００万円の損害賠償を求める訴えをさいたま地裁に起こした。大学側は「手術は適切に遂行された」と主張している。 訴えによると女性は９９年１１月、同病院に入院し、脳腫瘍の一種である髄膜腫を摘出する手術を受けたが、同１２月、出血性脳こうそくで死亡した。原告側は、頭がい骨片除去の際に内皮細胞を傷つけて血栓を発生させたのが脳こうそくの原因だったとし、「執刀医は血栓の発生を予測し回避する注意義務を怠った。大学側には診療契約の債務不履行あるいは使用者責任がある」としている。 |
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