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2003年06月14日(土) 20時21分
アダルト情報サービスの「架空請求」で注意呼び掛け−−県消費生活センター /鳥取(毎日新聞)「利用した覚えのないアダルト情報サービス料の請求はがきが来て困っている」という相談が県消費生活センターに次々と持ち込まれ、同センターは「不特定多数に対し架空の未納料金を請求している疑いが強く、むやみに払わないで」と注意を呼び掛けている。調べでは、相談件数は5月28日から6月6日までに県内で計41件。東部18件、中部12件、西部11件で、現在も1日数件の割合で増えているという。 はがきは、いずれも「支払催告通知書」と書かれた2種類で、差出人は別々の「回収代行組合」と名乗っている。未納の利用料金に関する債権譲渡を受けたこと、入金しないと自宅に訪問し、交通費、人件費を加算して請求するという内容。請求金額は、未納利用料金、遅延損害金、回収代行手数料を挙げ、合わせて2万円台がほとんど。 振込先の銀行口座、差出人の市外局番「06」の電話番号、携帯電話番号などが書かれているが、携帯電話番号が同じであることから同一人物、グループが送りつけたとみている。これまでの相談者の中には、実際に支払った被害者はいないという。 同センターは、「債権譲渡は確認できないことで、文面も威圧的。相手の困惑に乗じた悪質な行為だ」と話している。 県の消費生活相談室の電話は、東部0857・26・7605▽中部0858・22・3000▽西部0859・34・2648。 【小松原弘人】(毎日新聞) |