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2003年06月13日(金) 20時37分
湖東町が固定資産税の算定ミス 2090人分総額2162万円を過誤請求 /滋賀(毎日新聞)湖東町が、今年度の固定資産税の評価替えで全納税者の約64・5%に当たる2090人分の算定を誤り、総額約2162万円を余分に請求していたことが12日分かった。町は課税プログラムの取り替えミスを認め、13日から幹部職員が全戸を回って陳謝する。町によると、評価替えは3年ごとに行われ、宅地の資産評価の変動に対し、評価額を適正な価格に見直している。課税計算は民間業者に委託しているが、評価替えのプログラムを取り替えていなかったという。 町の説明では、5月末に納税者からの問い合わせでミスが分かった。全納税者3238人のうち2090人分が誤っており、過誤請求は個人が100円〜3万8100円、法人は495万9500円が最高額だった。 町では第1期分の過誤納金分は第2期納税以降で減額、全額を一括して納めた前納者には還付加算金とともに還付する。 12日に町側が議会に報告するとともに、課長会議や全職員110人余を集めて宮部庄七町長がミスを繰り返さないよう訓示した。また、宮部町長ら3役の7月の給与を1割減額する処分をした。 宮部町長は「単純ミスだが、あってはならないことで申し訳ない。5年前まで逆上って調査したが、他に算定ミスはなかった」と話している。 【松井圀夫】(毎日新聞) |