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2003年06月12日(木) 00時00分
ノンカロリー表示で、飲料業界に厚労省が説明へ(産経新聞)厚生労働省は12日までに、ノンカロリーやカロリーゼロと表示された飲料に微量のカロリーが含まれていることで、消費者に誤解が生じているとして、清涼飲料水業界などに実態を説明することを決めた。北海道消費者連盟(札幌市、佐藤雄三事務局長)が現状は問題だと指摘しているのに対し、回答した。佐藤事務局長は「業界に対する事実上の是正指導だ」としている。 一方、連盟が、こうした表示を認めている現在の基準の見直しを求めたのに対しては、厚労省の担当者は「成分の分析技術には限界がある」などとして、否定的な見解を示した。 同連盟は昨年4−6月、市販の清涼飲料水に関する調査を実施。カロリーゼロやノンカロリーと表示していた8品目は、実際には100ミリリットル当たり0・4−4キロカロリーあった。昨年7月に厚労省に要望書を提出し、基準改正を求めていた。 健康増進法の栄養表示基準では、100ミリリットル当たり5キロカロリー未満なら「無、ゼロ、ノン」と表示することが認められている。
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