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2003年06月12日(木) 07時06分
仙台圏・JRとバス各社 乗り放題共通カード導入へ(河北新報)仙台圏の観光客の利便性を高めようと、JRやバス各社、仙台市交通局、東北運輸局などは11日までに、観光地の松島(宮城県松島町)や山寺(山形市)を含めたエリアを対象に、鉄道、バスなどにフリー乗車でき、観光・商業施設の割引も受けられる「仙台カード」(仮称)の導入に向けた検討を始めた。早ければ年内の実施を目指す。同様のカードは、東北では会津地域が7月に実施予定。八戸地域が5月、導入に向けた協議を始めている。既に導入している関西地域などでは利用者に好評といい、広域観光客誘致の起爆剤として期待される。 素案によると、対象エリアは仙台、多賀城、塩釜、名取の各市や松島町など仙台都市圏と山形市を想定。有効期間は2日間で、エリア内であれば鉄道、バス、地下鉄が乗り放題となる。 観光施設や土産物店などの割引やイベントの優待などの特典も盛り込むほか、地場の飲食店との連携も模索。季節ごとの山海の幸や牛タンなどを割安で提供し、仙台のシティーセールスなどにも活用する方針。 公共交通機関の利便性を向上することで、滞在時間の延長、訪問個所や回数の増加を図り、域内消費を底上げするのが狙い。ビジネスマンの利用も見込む。価格は今後検討するが、会津地域では2日間で大人2600円に設定している。 仙台カードの導入は東北運輸局が提唱。来月にも交通事業者や商工、観光団体、行政などで構成する検討委員会を設立し、本格的な協議を始める。 [河北新報 2003年06月12日](河北新報) |