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2003年06月12日(木) 12時09分
電車手配忘れ千人缶詰め 人身事故で駅間に約２時間（共同通信）神戸市須磨区のＪＲ山陽線で１０日夜に人身事故が起きた際、後続の下り新快速電車が神戸駅の手前約５００メートルで停車したまま、乗っていた約１０００人が約２時間“缶詰め状態”になっていたことが１２日分かった。事故の影響で電車が駅間に止まった場合、速やかに前方の駅まで運転させるのが原則だが、運転指令所が事故対応に追われ、神戸駅に別の電車が停車した状態が続き、新快速を駅まで進める手配を忘れたという。 事故は１０日午後７時４５分ごろ、鷹取−須磨間で線路にうずくまっていた男性が下り電車にはねられ即死した。大阪−姫路間の上下線で最大約２時間半にわたって運転を見合わせ、約１０万人に影響が出た。 問題の新快速は午後８時すぎから同１０時すぎまで元町−神戸間に停車していた。ＪＲ西日本は「これまでは個別の電車に無線で指示していたが、今後は信号操作で、駅間の立ち往生をなくすよう指令体制を見直す」としている。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030612-00000076-kyodo-soci |