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2003年06月12日(木) 07時08分
キュウリから殺虫剤検出 山形県が出荷停止(河北新報)山形県は11日、ドリン系と呼ばれる無登録の殺虫剤の土壌残留検査で「安全」とされた畑で栽培されたキュウリからも、食品衛生法の基準値を超える残留農薬が検出された、と発表した。県は対象キュウリを出荷停止にするとともに、全栽培農家の出荷前検査を実施する。県は4—5月にかけて、ドリン系農薬「ディルドリン」「エンドリン」について、県内の全キュウリ農家の畑2212カ所の土壌の残留濃度を分析した。このうち、344カ所で栽培したキュウリは食品衛生法の基準値を上回る可能性があるとして、出荷前検査の対象としていた。 検査の結果、エンドリンの土壌残留濃度が非検出とされる0.005ppm未満だった3カ所の畑のキュウリから、食品衛生法の基準値を超える0.007—0.009ppmのエンドリンが検出された。汚染の可能性が低いとして従来通りの栽培を認めていた畑のキュウリからも検出の恐れがあるとして、県は全農家への出荷前検査の実施を決定した。 このほかに5カ所の畑のキュウリから基準を超える残留農薬が検出され、計8カ所の畑のキュウリが出荷停止となっている。 [河北新報 2003年06月12日](河北新報) |