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2003年06月11日(水) 21時03分

食品の安全・消費者アンケート 品質・原産地に関心あり /山口毎日新聞

 ◇“偽装”監視、強く要望
 県消費生活センターが食品の安全に関して消費者750人にアンケートしたところ、8割以上が「品質表示」と「原産地表示」を「よくみる」か「ときどき見る」と関心が高いことが分かった。
 食品の偽装表示が相次いで発覚したのを受けて昨年11〜12月、全市町村で委嘱されている75人の「くらしの相談員」が、消費者10人ずつに調査票を配って100%回収した。
 「食品購入時に品質表示を見るか」の質問には「いつも見る」(336人)と「ときどき見る」(292人)が合わせて628人おり、生鮮食品の原産地表示も同程度の人が関心を持っていた。
 経験した食品の品質トラブルで多かったのは「賞味期限切れ」(284人)と「腐っていた」(270人)で「異物混入」も86人いた。「ない」は257人だった。
 品質表示への注文では「偽装表示はやめてほしい」が658人で9割近くを占め「監視体制や罰則の強化」を求める声も626人に上った。
 一方で「分かりやすい表示にしてほしい」も625人いた。大きな文字での表示や、各社のホームページで詳細な情報の公表を求める声もあった。
 センターは「食品表示に対する世間の関心は高まっている。消費者との信頼関係が崩れると疑心暗鬼になる。相互信頼がもてる表示を目指してほしい」と話している。【佐藤丈一】(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030611-00000004-mai-l35

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