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2003年06月11日(水) 20時35分

ネットで着物販売 消費拡大に期待 京都工芸染匠協同組合京都新聞

新作きものがインターネットで発注できる「京友禅きものショップ」
   京都工芸染匠協同組合(京都市中京区)はこのほど、インターネットで振り袖や訪問着などの着物を販売する「京友禅染匠きものショップ」を開設した。入札制オークションや柄と地色を選ぶオーダーメード販売など多彩なメニューで消費者に直接訴えかける仕組みを業界団体で初めて設け、着物消費の拡大を狙っている。
 染匠は分業で行う手描友禅制作を統括するプロデューサーで、図柄や配色を企画立案し、職人の工程を管理する。同組合では2000年度から京都工芸繊維大や京都府、京都市などの専門家を含めた委員会をつくり、IT(情報技術)を活用した新商法を模索してきた。
 サービスを開始したネットショップでの購入には、オークション、新作コレクション、オーダーメードの3方法がある。オークションでは、最低価格を提示、約2週間の入札期間を経て最高価格の人に購入してもらう。
 また新作コレクションは、各社が価格を設定し、自信作を出品している。オーダーメードのコーナーでは、多彩な柄と約160色の色を選び、自分だけの着物を注文できる。
 会員になり商談を始めると、自分専用のページが設定され、より具体的な色や柄のアレンジもネット上でやりとりできる。発注者の求めに応じて、注文後も、どの職人がどんな作業をしているかその都度、写真と文で報告、発注者の細かい要求にも対応する仕組みにした。
 染匠会館(京都市中京区)やジャパンシルクセンター(東京都)、京都館(同)がサービス窓口となっているため、購入する前に実物を取り寄せて見ることもできる。
 ネット掲載は現在40点ほどだが、近く約200点に増やす。数10万円から数100万円までの手描友禅の1品ものに限定している。中島実常務理事は「ネットを使えば、全国の新規顧客の要望に1対1でこたえられる。見てもらうだけでも楽しいサイトにし、着物愛好者を増やしたい」と話している。
 URLは、http://www.sensho.jp (京都新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030611-00000072-kyt-l26

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