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2003年06月11日(水) 09時09分
AOL、ライバルISPのメールを遮断(ZDNet)米America Online(AOL)が、米大手インターネットサービスプロバイダー(ISP)Comcast加入者の電子メールを遮断していたことが明らかになった。遮断されたメールの件数は不明だが、AOLは現在問題の解決に取り組んでいるとしている。Comcast加入者は早い場合で6月5日からメールが遮断されているのに気付き、9日朝ごろまでメールが送りにくい状況が続いた。AOLは同日午後になって問題を解決したが、この問題の性質に関する情報は公表できないと、広報のアンドリュー・ウェインステイン氏は話している。 同氏によれば、技術者が問題の特定に努めているが、Comcastの適正な電子メールを誤ってスパムと認識してしまった可能性があるという。 Comcast広報のサラ・エーダー氏は、同社がサーバやソフトの設定を変更したわけではないと話す。影響を受けた顧客の数については公表しなかった。 AOLはスパムメール遮断のために、サーバブロッキングの手法を用いており、Comcastのような大手ISPがAOLと通信するためには自社の電子メールサーバの設定を登録しておく必要がある。電子メールサーバに変更や追加があった場合、それをAOLに連絡していないとAOL側で遮断される場合もある。(ZDNet) |