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2003年06月09日(月) 00時00分
“電話帳錯覚商法”で脱税の男に有罪判決懲役１年６月、執行猶予３年、罰金１８００万円（ZAKZAK）ＮＴＴの電話帳の広告費と誤解させて全国の企業から金を集め、虚偽の確定申告で所得税計約５８００万円を脱税したとして所得税法違反の罪で起訴された仙台市泉区上谷刈、広告業畑敏夫被告（７０）の判決公判で、仙台地裁の畑中英明裁判官は９日、懲役１年６月、執行猶予３年、罰金１８００万円（求刑懲役１年６月、罰金１８００万円）を言い渡した。畑中裁判長は判決で「錯覚商法で得た多額の所得を生活費や遊興費にするために脱税した。刑事責任は非常に重いが、多額の重加算税で制裁も受けた」と述べた。 判決によると、畑被告は１９９７−２０００の各年度の確定申告で虚偽の申告書を提出。計約１億８０００万円の総所得があったのに約１１００万円しか申告せず、脱税した。 ZAKZAK 2003/06/09 |