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2003年06月07日(土) 16時56分
SCO、“UNIX著作権保有の根拠”発見(ZDNet)米SCO Groupは6月5日、UNIXの著作権は自社が保有しているという主張の裏付けとなる契約の修正条項を発見したと明らかにした。Novellは1995年の資産移転合意によって、UNIX事業の大半をSCOの前身であるSanta Cruz Operationに売却したが、SCOが今回発見したとしている1996年の修正は、この中の条項の1つを見直したもの。これによってSCOは少なくともUNIXの著作権の一部を主張することができそうだ。 SCO広報のブレイク・ストーウェル氏は「当社ではこれについて、UNIXとUnixWare技術の著作権は当社が有するものと解釈している」と話す。この修正は1996年10月16日付で、当初の移転合意の約1年後に結ばれている。 SCOのこの解釈はNovellでさえも一部認めてはいるが、この契約修正のコピーは自社のファイルには見当たらないとNovellは言い、SCOがLinuxユーザーに対して取っている行動には依然として異議を唱えている。 Novellは5日発表した談話の中で、「(この条項は)本日、Novellの注意を引くところとなったが、有効なNovellの署名が記されているようであり、その文言は複雑ではあるが、UNIXの著作権の一部がSCOに移転されたというSCOの主張を裏付けているようだ。しかしこの修正は特許の所有には触れておらず、これがNovellの手に残っていることは明らかだ」と述べている。(ZDNet) |