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2003年06月06日(金) 11時30分
医薬品の副作用死、年間1239件(読売新聞)医薬品の副作用による死亡報告が、2001年度の1年間だけで計1239件も厚生労働省に寄せられていたことが、6日わかった。同省が、長妻昭・衆院議員(民主)の質問主意書に対する答弁書の中で明らかにした。医薬品の副作用による年間の死亡報告数が判明したのは初めて。 同省によると、同年度中に医療機関や製薬会社などから厚労省に報告があった副作用報告は重複報告を含めて計2万6545症例だった。このうち、医師や製薬会社などが「医薬品の副作用によるものと疑われる死亡」として報告した症例は1239症例。これも重複報告を含むが、10歳未満の子供が死亡したケースなどもあったという。これらの副作用報告には、薬局・薬店で買える一般用医薬品はほとんどないという。 同省ではこれまでも、副作用報告件数は公表していたが、死者数を集計して明らかにしたことはなかった。同省は「多いとか少ないとかの評価はできない」としている。 副作用報告制度は1967年から始まった。95年の薬事法改正で、製薬会社からの報告が義務づけられた。一方、医療機関からの報告は、これまで任意で寄せられていただけだが、来月からは義務づけられる。(読売新聞) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030606-00000004-yom-soci |