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2003年06月06日(金) 21時06分
人権救済:暴行実名報道の新聞3社に名誉回復求める(毎日新聞)横浜市中区の路上で、今年3月、女性(38)の体を触ったとして暴行容疑で逮捕された同市立中学校の男性教諭(41)=起訴猶予=が6日、無実を訴え、事件発生時に実名報道した朝日、読売、産経の各新聞社に名誉回復措置の勧告を求め、横浜弁護士会に人権救済の申し立てをした。教諭は「精神的苦痛を受けた」として3社に実名報道が適切でなかったことを紙面で明らかにするよう求めている。 申立書によると、教諭は3月12日未明、飲酒の帰りに駐車場のトイレに寄り、約1時間休憩。駐車場を出て歩いていたところ、いきなり男性に腕をつかまれ、「妻の体を触っただろう」などと言われ、駆けつけた伊勢佐木署員に逮捕された。 教諭は逮捕後、一貫して無実を主張。横浜区検は教諭を起訴猶予とした。教諭は4月21日に復職、今月4日から教壇に復帰し、6日には全校集会で自ら「無実」を説明したという。 伊勢佐木署は3月12日に事件を広報し、朝日、読売、産経の3紙は翌13日付朝刊の地域版に実名入りで報道した。毎日新聞は記事を掲載しなかった。【木村光則】 ▽朝日新聞社広報部 申し立ての内容を詳細に見て、対応を検討します。 ▽読売新聞東京本社広報部 申し立ての内容を踏まえ、真摯(しんし)に対処します。 ▽産経新聞社・広瀬勝弘横浜総局長 申立書を詳細に検討したうえで対応するが、記事については間違いないものと確信している。 [毎日新聞6月6日] ( 2003-06-06-21:06 ) http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030607k0000m040084000c.html |