悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年06月06日(金) 01時33分
4色リモコン:色覚異常の人にも配慮 改善策を決定(毎日新聞)デジタルテレビ放送のデータ放送を巡り、4色で識別するリモコンボタンや画面が、赤と緑を識別しにくい色覚異常の人に配慮されていないと指摘された問題で、家電メーカーや放送局など約300社が加盟する社団法人「電波産業会」(東京都千代田区)は5日、規格会議を開き、改善策として、ボタンや画面に色のほか文字を表示することなどを決めた。 既に放送されているBSや一部CSデジタル放送の色ボタンについては、市場に出回っている受信機を販売する際、「青、赤、緑、黄」の文字が書かれたシールを付けたり、番組でも画面に文字などを表示。さらに、音声で説明するなどの方法も考えるという。また、今年末に始まる地上波デジタル放送でも、同様に色ボタンに対応した文字を表示するとした。具体的な表記方法は各メーカーや放送局が決める。 この問題を巡っては、色覚異常のある京都弁護士会の白浜徹朗弁護士(43)が、メーカーや放送局を相手に改善を求める民事調停の申し立てを検討している。電波産業会は「リモコンや番組制作で配慮がされるようにした。データ放送をより多くの人に楽しんで頂けると思う」とコメントしている。 しかし、白浜弁護士は「幼い子どもや文字の読めない人は理解できない」などと批判。色覚異常の人でも見える色を使用することなどを求めている。【青木勝彦、田村晃一】 [毎日新聞6月6日] ( 2003-06-06-01:33 ) http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030606k0000m040140000c.html |