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2003年06月04日(水) 22時16分
職場の電子メール、スパムが過半数超える（ZDNet）電子メールセキュリティサービス企業MessageLabsによると、職場宛てに送信された電子メールのうちスパムの占める割合が5月は55.1％に達し、初めて正規の電子メールを上回った。同社の統計は自社の企業顧客宛てに送られた電子メール1億3390万通の分析結果に基づいている。MessageLabsの最高技術責任者（CTO）マーク・サナー氏は「コンピュータユーザーは毎日大量のスパムメールに直面している。単にうっとうしいという段階はとうに過ぎ、現在世界中で生産性と（IT）コストの喪失を引き起こしている」とコメントしている。 MessageLabsは電子メールのウイルスと迷惑メールを遮断する「管制塔」として機能するネットワークを採用している。このネットワークは米国、英国、ドイツ、オランダ、香港をまたぐもので、中央で制御され、毎日何百万通もの電子メールを遮断している。（ZDNet） |