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2003年06月04日(水) 00時00分
県赤十字センターで輸血用血液に表示ミス(朝日新聞・)県赤十字血液センター(仙台市青葉区、舩山完一所長)が、A型の輸血用血液に誤ってB型のラベルを張り、注文のあった病院に送っていたことが分かった。受け取った病院が輸血直前の検査で間違いに気づいたため被害はなかったが、日本赤十字社は「全国的にも例をみないミス」としている。センターによると、5月22日午後、出荷先の白石市の公立刈田総合病院で、B型のラベルが張られた輸血用血液をB型の患者に輸血しようと検査をしたところ、A型の血液が入っていた。 連絡を受けたセンターで調べたところ、ミスは15日午前、仙台市内の高校に派遣した献血バスで起きていた。看護師がA型とB型の2人の高校生から相次いで採血し、勘違いから取り違えてラベルを張った。看護師歴33年のベテランだが、忙しさから手順を誤ったという。 センターでは看護師や所長ら4人の処分を検討中。日本赤十字社によると、このレベルのミスは本社への報告を義務づけているが、センターは怠っていた。献血バスを派遣した高校にもミスは伝えていなかった。 舩山所長は取材に「あってはならないことが起きた。再発防止策を徹底する。高校には、これから連絡する。ただ、本社に報告するほどのミスだったとは今も思わない」と話した。 |
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