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2003年06月03日(火) 00時00分
9月の防災訓練 携帯不通の想定も(朝日新聞・)北上市を会場に、9月1日に開かれる、今年の県総合防災訓練で、携帯電話不通を想定した訓練が組み込まれそうだ。2日、北上市であった北上市防災会議の中で、先月26日の地震の際、携帯電話がほとんど通じなかった教訓を踏まえ、訓練に組み込むべきだとする注文が出た。 訓練は「午前7時半ごろ、県内陸南部の深さ約20キロ地点を震源に、マグニチュード(M)7・4の地震が起き、北上市で震度6弱、水沢、一関両市でも震度5強を記録、建物倒壊や火災が多発し、多数の死傷者、行方不明者が出た」という想定だ。 主催する県と北上市の他、陸上自衛隊や県警、消防、医師会や電力、電話、ガスなどのライフラインを担う企業や、市内の児童・生徒ら約1万5千人が参加。情報連絡では「先行情報収集」「避難広報」「アマチュア無線活用」などを実施したい考え。 防災会議を主宰した下屋敷勝哉助役も「記憶に新しい先の地震では電話がつながらず、市民も不安を長時間感じたという意見がある。携帯不通を想定した訓練を強く県に話して生かしていくよう努力していく」と述べた。 下屋敷助役は、地震が起きた時、県内13市の助役会議で二戸市にいたという。携帯がつながらず、公衆電話の列に並んだ。市や自宅に連絡がついたのは発生から1時間後だったという。 「携帯は文明の利器だが、今回のような災害の時には役に立たない。あの日公衆電話のカードを持っていなかった反省から今は公衆電話カードを毎日持ち歩いている」という。 |
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