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2003年06月03日(火) 19時46分
消費者金融関連が倍増 京都の02年消費生活相談(京都新聞)京都府消費生活科学センターは3日、2002年度に寄せられた消費生活相談の概要をまとめた。多重債務など消費者金融に関する相談がほぼ倍増したほか、身に覚えのないツーショットダイヤルの代金請求など通信サービスに関するトラブルも3割増となった。02年度の相談件数は6266件で、前年度に比べ12・1%増え、過去最高となった。 商品・サービス別にみると、電話やインターネットなど通信サービスに関する相談が988件でトップ。前年度に比べ34・8%増加した。 ツーショットダイヤルなどを利用していないのに無差別に代金請求されるケースや、インターネット利用中、勝手に国際電話につながり、高額な利用料を請求された事例などが大幅に増えた。 次いで多かったのは消費者金融などに関する相談で、前年度からほぼ倍増の469件。借金を返済するために借金を重ね、1人で10社もの「ヤミ金融」から借り、返済できなくなった多重債務のケースのほか、携帯電話を利用すれば担保などなしで借金できるものが増え、「その手軽さから借金を重ねる悪循環に陥るケースが多い」(同センター)という。 借りやすいヤミ金融を紹介して手数料をとる「紹介屋」や映画鑑賞券などを介した「チケット金融」についてなど、相談内容はさまざまだ。 3番目は、退去時の敷金返還に伴うトラブルなど賃貸住宅に関する相談で330件だった。 同センターを含め、府内市町村、各地方振興局が設ける消費者相談窓口で受け付けた相談の総件数は2万649件で、前年度より12・1%増加した。 (京都新聞) |