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2003年06月03日(火) 00時00分
遠隔医療ネットワークがスタート(朝日新聞・)県内の医療機関を結ぶ「かがわ遠隔医療ネットワーク」(略称K−MIX)が2日、スタートした。インターネットを使い、病院同士でカルテやエックス線写真などをやり取りするシステムで、県内のどの医療機関も参加でき、すでに37機関が参加を表明した。全県的な医療情報ネットは全国初という。複数の病院を利用する患者や、遠隔地や離島の患者のサポートに活躍しそうだ。初日は高松市の県立中央病院でデモンストレーションがあり、関係者約80人が見守った。綾上町の診療所から同病院の医師に「患者の胸部CT写真について意見を聞きたい」と依頼があったという設定。パソコン画面に映った胸の断層写真を医師が見て、所見を返送した。 医療機関同士のネットワークはすでにいくつかあるが、参加できる機関が限定されたり、同じメーカーの機器が必要だったり、不都合な面があった。K−MIXは県全体を対象にしたセンターサーバーが中心になり、情報伝達やネット参加を容易にした。基本利用料は1カ月6500円で、病院の負担も軽い。 専門医の意見を聞く必要がある時に、患者がわざわざ遠くの大病院に足を運ばなくても、かかりつけの医師を通じて相談することが可能になる。X線写真などを持って行ったり返却したりする手間も省ける。 県立中央病院、香川医科大、坂出市立病院、国立療養所大島青松園、内海町立内海病院など県内27機関でスタートし、順次参加数を増やすという。問い合わせは県医務国保課(087・832・3256)へ。 |
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