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2003年05月31日(土) 11時49分
MSとAOLのIM相互運用は実現するか(ZDNet)米AOL Time Warnerと米Microsoftは5月29日発表した和解の一環として、両社のインスタントメッセージング(IM)製品の相互運用について話し合うことを約束した。しかし両社は相互のサービスに乗り入れできるようになるまでの具体的な日程は公表しておらず、この話し合いの結果、IMの縄張り争いが終結するかどうかは不明だ。市場調査会社Radicati GroupのアナリストGenelle Hung氏は、両社はただIMに関して友好的に見せかけようとしているだけかもしれないと指摘する。両社とも顧客の維持をIM製品に依存していると同氏は言い、「私はいわゆる『相互運用性』にはやや懐疑的だ。両社が進んで(IMの)支配をあきらめるとは思わない」と話す。 両社はIMについて、「AOLとMSN Instant Messengerのネットワーク同士で、コンシューマーのプライバシーとセキュリティ、ネットワークパフォーマンスを維持できるやり方で相互運用性を確立する方法を模索することで合意した」と発表している。 もしAOLとMicrosoftが相互運用性に関して本気であれば、両社の間の何年にもわたる醜い争いは終結することになる。 ただ、もし両社が本気で相互のIM乗り入れを計画しているのなら、それは「自分たちより規模の小さいライバルを踏み潰す」戦略の一環かもしれないと、Hung氏は指摘している。(ZDNet) |