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2003年05月30日(金) 21時08分
高速ネット接続９９６万回線に…１年で２・３倍（読売新聞）総務省は３０日、家庭のパソコンをインターネットに常時接続できるＤＳＬ（デジタル加入者線）や光ファイバーなど高速ネット接続サービスの４月末の利用者（加入者）数が、前月末より約５６万２０００回線増えて約９９６万回線に達したと発表した。利用者数は１年前に比べて約２・３倍となり、アメリカや韓国に比べて遅れていると指摘されていた日本でもブロードバンド（高速大容量通信）化が急速に進んでいることを浮き彫りにしている。 ４月末の内訳は、ＤＳＬが約７４７万８０００回線で、全体の７５％を占めた。「ヤフーＢＢ」を展開するソフトバンクＢＢと、ＮＴＴ東日本・西日本などが激しい顧客獲得競争を繰り広げており、月に４０万回線以上増えるペースが続いている。格安料金で通話できるＩＰ（インターネット・プロトコル）電話の利用ができることもＤＳＬ人気につながっていると見られる。 一方、超高速で安定性に優れている光ファイバーも月額利用料の値下げが進んだことで、１年前の１０倍の約３４万７０００回線になった。ケーブルテレビ網利用の高速ネット接続は約２１３万５０００回線だった。（読売新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030530-00000011-yom-bus_all |