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2003年05月30日(金) 18時12分
５００億円申告漏れ 外資系の消費者金融（共同通信）米国の金融大手シティグループ傘下の消費者金融、旧「ディックファイナンス」（現ＣＦＪ）とオランダの関連会社が東京国税局の税務調査を受け、オランダの匿名組合制度を利用して利益を海外に移転していたなどとして、２００２年までの３年間で計約５００億円の申告漏れを指摘されたことが３０日、分かった。追徴税額は過少申告加算税を含め１０７億円に上る。同社は既に修正申告している。 ＣＦＪや関係者によると、ディック社は顧客への貸付資金をオランダにある関連会社を通じて調達。その際、匿名組合制度を利用し、利益の約９９％を分配金としてオランダの関連会社に送っていたという。 日本とオランダの租税条約には匿名組合の分配金の課税に関する明文規定はなく、事実上、日本側は課税できない。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030530-00000159-kyodo-soci |