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2003年05月30日(金) 00時00分
SARS騒動、都ホテルに激励メール殺到6月1日から感謝キャンペーン−大阪(ZAKZAK)「お客さんの立場に立った行動に敬服します」「大阪に行く機会があれば必ず泊まりたい」新型肺炎(SARS)に感染した台湾医師が宿泊して名前が公表され、解約が相次いだ都ホテル大阪(大阪市天王寺区)に激励のメールや手紙が相次ぎ、30日までに500通を超えた。 騒動の余波は消えないが「名前公表に同意した判断は間違っていなかった」と同ホテル。激励に応え、6月1日から1カ月間、宿泊料を全室半額にする感謝キャンペーンを展開する。 ホテルの宿泊や宴会のキャンセルはこれまでに858件、計約1億95万円分。部屋の稼働率も例年の半分以下の3割台に低迷している。 しかし激励メールも次々届き、従業員用の廊下の壁を埋めた。長尾修二営業企画マネジャーは「ゼロからの出発。励ましに応えたい」と話す。 フロントなどには世界保健機関(WHO)の新型肺炎対策特別基金に寄付する募金箱も置く。「1日も早く、世界の人々が安心して行き来できますように」との願いを込めるという。 ZAKZAK 2003/05/30 |