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2003年05月30日(金) 20時48分
医療費の自己負担増 「生活を圧迫」8割以上 県保険医協会が患者アンケート /島根(毎日新聞)4月からサラリーマンの医療費の自己負担が2割から3割に引き上げられた影響について、県内の開業医の約7割が加入している県保険医協会(古沢正治会長)がサラリーマンの患者を対象に実施したアンケートで、回答した患者の8割以上が、医療費が高くなり生活に影響があったと回答した。アンケートは、5月上旬に県内の医師を通じて配布。258人の患者から回答があった。配布数がはっきりしないため、回答率も不明。 回答した患者のうち、94・6%が「医療費窓口負担額が高くなった」と回答。そのうち「負担増が生活をかなり圧迫する」と回答したのが49・7%、「少し圧迫する」が38・5%に上った。また、負担額が高くなったとした回答者に対応策を問うた設問(複数回答)では、「受診回数や受診医療機関を減らす」が59・8%、「軽い病気の場合は受診しないで我慢する」が46・3%だった。 同会では「経済的理由による患者の受診抑制や医療中断は、病気の重症化、ひいては医療費の高騰につながる」として、医療費の自己負担を2割に戻すことを提言している。 【安藤大介】(毎日新聞) |