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2003年05月29日(木) 10時37分
「セキュリティ警告」装う広告、是正に同意（ZDNet）米Bonzi Softwareの広告を問題として起こされていた集団訴訟は5月26日、米ワシントン州地裁で和解が成立した。Bonziは、コンピュータのエラーメッセージに見せかけた広告を是正することに同意している。この訴訟は2002年11月に提訴されたもので、Bonziがコンピュータのセキュリティ警告を装ったバナー広告を掲載し、ユーザーを騙してクリックさせたと訴えていた。 和解の一環として、Microsoftのダイアログボックスを使って表示されるBonziの広告は今後すべて、ヘッダに「広告」の文字を挿入する。また、×印をクリックしても広告が閉じないといった「偽のユーザーインタフェース」の利用も停止し、原告の弁護士費用もBonziの負担となる。 原告側弁護団のLukins & Annisは「こうした当座の利益に加えて原告は、Bonzi Softwareが広告慣行にこうした変更を施すことにより、ほかのインターネット広告主も同様の是正措置を取る道が開けるものと期待を寄せている」とのコメントを発表した。（ZDNet） |