悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年05月29日(木) 21時43分
昨年度の消費生活相談、過去最高1万2363件 金融関係が前年比5割増 /熊本(毎日新聞)昨年度に県消費生活センターに寄せられた相談件数は1万2363件で、過去最高となったことが、同センターのまとめで分かった。サラ金(消費者金融)・クレジットなどの金融関係の相談が前年度比5割以上も増加しており、全体数を押し上げた。景気低迷による借り入れ増や、ヤミ金融業者の拡大が色濃く反映された。同センターへの相談は年々増加傾向で、02年度は前年度比23%増。94年度に比べ倍増している。相談者は女性が6割近くを占めた。 相談別では、サラ金・クレジットが3246件で前年度比51・6%の急増でトップ。続いて、出会い系サイトなどの電話有料情報提供サービス(1229件)▽資格取得講座(465件)▽賃貸アパート・借家(403件)▽健康食品(337件)——など。年代別でも、20代以上のすべてで「サラ金・クレジット」がトップだった。 相談の中には「ヤミ金融の張り紙を見て借金した後、勧誘電話が相次ぎ、現在10社から借りている。既に元本の倍以上を返済しているが完済にならない」(30歳男性)、「債権を預かっているので大至急連絡するようにと電報が届いた。電話すると30万円請求されたが心当たりがない」(71歳男性)、「入力内職が確実に来ると説明を受け契約した。入力を100枚完成させ送ったが、業者からミスがあり報酬はないと連絡があり納得できない」(30歳女性)などがあった。【石川淳一】(毎日新聞) |