悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年05月28日(水) 00時00分
ネット上に仮想の防災資料館(朝日新聞・)ゲーム感覚で地震を体感できる仮想の「防災資料館」を三重県がインターネット上につくる。27日までに、6月補正予算案に関連予算約9800万円を計上する方針を固めた。地震に関する知識を24時間無料で学べる仕組みで、05年中の開設を目指す。ネット上の資料館では、ビルからの逃げ方など地震発生時の避難の仕方などを「ゲームの主人公になった感覚」でクイズ形式で学んだり、震度によって部屋がどう揺れるかをコンピューター・グラフィックス(CG)で見たりすることができる。 県は44年の東南海地震の津波被害写真など過去の資料のほか、県内の避難所の耐震状況など地震関連の情報も随時掲載する。気象庁の最新の防災データなども載せる。 専用のHPアドレスを取得し、民間会社とソフト開発を進める考えだ。 南北170キロと細長い同県では「『ハコモノ』の資料館では県民が訪れにくいし、費用もかかる」(県幹部)として、ネット上の仮想資料館を採用した。 消防庁の外郭団体の消防科学総合センター(東京)によると、都道府県では27カ所の防災資料館があるが、ネット上だけの資料館は初めてではないかとしている。 |
(5/28) |