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2003年05月20日(火) 13時32分
＜新型肺炎＞ヤクルトに予防効果で口頭注意 網走保健所（毎日新聞）乳酸菌飲料「ヤクルト」の販売会社「北見ヤクルト販売」（北海道端野町、浜塚善広社長）が、新型肺炎「重症急性呼吸器症候群」（ＳＡＲＳ）の予防効果がヤクルトにあるという趣旨のチラシを配布したのは薬事法に違反するとして、網走保健所は２０日、同社を口頭で注意した。同社は既にヤクルト本社の指示でチラシの回収を進めている。同社によると、チラシはＢ５判の両面刷りで、片面に「ヤクルトにＳＡＲＳの予防効果がある」との香港紙の報道を取り上げた地元紙の記事を掲載した。裏面にはＳＡＲＳとヤクルトの働きについての説明を載せた。 チラシは１０００枚作り、１９日に北見、網走両市で訪問販売の際に配った。 薬事法は、医薬品の承認を受けずに病気に対する効能、効果を宣伝してはならないと定めている。網走保健所は「チラシはヤクルトに医薬品のような効能があると誤解を与える」と説明している。【笈田直樹】（毎日新聞） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030520-00001066-mai-soci |