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2003年05月20日(火) 21時30分
「広辞苑の嘘」で名誉棄損、阪大名誉教授が一部勝訴(読売新聞)光文社(東京)が出版した「広辞苑の嘘(うそ)」の中で貝塚茂樹氏を中傷したように記述され名誉を傷つけられたとして、加地伸行・大阪大名誉教授が、著者(共著)の文芸評論家・谷沢永一さんと同社に、出版差し止めなどを求めた訴訟の判決が20日までに、大阪地裁であった。村岡寛裁判長は「内容が真実という証明がなく、原告の社会的評価を低下させた」として、名誉棄損に当たる部分の出版差し止めと慰謝料50万円の支払いを命じた。 判決によると、谷沢さんは同書で、「広辞苑」に貝塚氏が「なぜ載っているかわからない」としたうえで「加地伸行が出版社に電話して、あんなつまらん男の著作集を出すようではだめだな、とののしった」などと記述した。 谷沢さんの代理人は「一部敗訴なので、中身を検討して控訴するかを決めたい」と、光文社広報室は「弁護士と相談して今後の対応を決めたい」としている。(読売新聞) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030520-00000211-yom-soci |