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2003年05月19日(月) 00時00分
相談件数 過去最多に 不況背景に6300件(朝日新聞・)鳥取いのちの電話 昨年度分24時間態勢目標に相談員募集 自殺防止を目的に、悩みごとの相談を受けているボランティア団体「鳥取いのちの電話」で、昨年度1年間の相談件数が6千件を突破し、過去最多になった。厳しい経済状況などを背景に相談件数が年々増加する中、同団体は相談員や資金の不足に頭を悩ませている。 同団体が昨年度に受けた電話は約6300件。前年度から700件以上増えた。相談内容は対人関係や健康問題、いじめなど多様だが、「最近では失業や借金など経済的な問題と、精神的な病気に関する相談が非常に多い」と浅井富美子事務局次長は話す。実際に自殺を考えている相談者からの電話も約300件あったという。 相談は、専門の教育を受けた相談員約80人がボランティアで月に数回ずつ交代で受けている。遅い時間ほど多いと思われるため「24時間、相談を受けられるようになるのが目標」と浅井次長。しかし、そのためには約200人のボランティアが必要で、現在は正午から午後9時までの受け付けが限界だという。 相談員になるには1年間、週1回開かれる講座の受講が必要。同団体は受講生を募集中で、問い合わせは事務局(0857・29・6556)へ。 |
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