悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年05月16日(金) 20時30分
「食の安全・安心」アンケート調査 「食品が安全だと思わない」7割−−府 /大阪(毎日新聞)◇「生産者や企業モラルが低下」府が「食の安全・安心」をテーマに実施したアンケート調査で、「食品が安全だと思わない」との回答が約7割に達したことが15日、分かった。食への不信を招いた原因については「生産者や企業のモラル低下」を挙げた人が約85%に上った。 調査は今月2日から11日間、府のインターネット府政モニター「ネットパル」として登録している500人に実施。10代以上の男性233人、女性238人の計471人(94・2%)が回答した。 現在流通している食品が安全と思うかとの質問では、あまり安全だと思わないが58・8%、まったく安全だとは思わないが11・7%を占めた。女性の約8割が安全とは思っていなかった。 安全と思わない理由については、農薬の不適正使用が73・2%、添加物の不正使用が62・1%、原産地や賞味期限の偽装表示が60・8%と上位を占めた。 府は28日、生産、流通、販売など団体の代表や学識経験者らでつくる「食の安全・安心大阪府民会議(仮称)」を設立。消費者などとの意見交換を重ねることで食への信頼回復を目指したいとしている。 【堀雅充】(毎日新聞) |