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2003年05月16日(金) 12時16分
『Linux Kernel 2.4』に DoS 攻撃の脆弱性(japan.internet.com)セキュリティ専門会社が15日、『Linux Kernel 2.4』系列のカーネルに、サービス不能化 (DoS) 攻撃に利用できる脆弱性があるとの警告を出した。イギリスのセキュリティサービス会社 Secunia の セキュリティ勧告 によると、脆弱性はルーティング情報のキャッシュ処理方法にあり、ネットワーク周りのプログラムのハッシュテーブルの実装に問題がある。同脆弱性を突くようソースアドレスを偽装したパケットを多量に送りつけると、プロセッサリソースの消費が著しく増え、システムが応答できなくなる可能性があるという。 Linux 市場の雄 RedHat ( NASDAQ:RHAT ) は同脆弱性に対応し、『Red Hat Linux 7.1』から『Red Hat Linux 9』までの各アーキテクチャ版用に、カーネルの 修正アップデート を公開した。 Linux 環境のセキュリティについては、現在 IBM ( NYSE:IBM )、 Oracle ( NASDAQ:ORCL )、Red Hat といった関連大手3社が、米政府基準『 CommonCriteria 』認証の獲得へ向けて 強化と精査 を進めている。 インターネットコムニュースメールの購読申込はこちら http://japan.internet.com/newsml/register-pc.html (japan.internet.com) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030516-00000008-inet-sci |