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2003年05月15日(木) 23時00分
食品安全基本法が16日成立へ(日経新聞)食品が健康に与える影響を評価する「食品安全委員会」の設置を柱とする食品安全基本法が16日の参院本会議で可決、成立する。委員会はBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)対策の遅れの原因となった農水、厚生労働両省の縦割り行政を見直し、消費者保護の視点で両省に食の安全策を勧告する権限を持つ。7月1日をめどに内閣府に設置される見通しだ。 法案は15日の参院内閣委員会で可決された。 同法は第三条で「食品の安全性の確保は、国民の健康の保護が最も重要であるという基本的認識で行わなければならない」と規定。「生産者寄り」と批判された役所の対応を見直し、消費者保護を前面に打ち出した。 委員会は有識者7人で構成。毒性学や微生物学のほか、消費者行動に詳しい専門家らも加え、安全性の科学的な検証だけでなく、総合的な判断を行う。 具体的には食品添加物や遺伝子組み換え食品、健康食品のほか、家畜の飼料、米の肥料、農薬の安全基準などを検討する。(23:00) http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20030516AT1G1502115052003.html |