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2003年05月15日(木) 00時00分
出会い系規制法案、衆院本会議で可決へ誘う側の子供も罰則の対象(ZAKZAK)「出会い系サイト」をきっかけとした児童買春などの犯罪防止を目指す「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘因する行為の規制等に関する法律(出会い系サイト被害防止法)」案が15日、衆院青少年問題特別委員会で可決した。16日の本会議で可決、参院に送られる見通し。法案は出会い系サイトを利用して、18歳未満の子供に性交渉を持ち掛けたり、金銭を払ういわゆる援助交際を求める書き込みを禁止。違反者には年齢、性別を問わず「100万円以下の罰金」を科すこととし、誘う側の子供も罰則の対象とした。 これに対し、野党側は、児童買春防止法では子供は被害者と位置付けられていることから「整合性がない」として、子供を罰則の対象としたことに反対。 また「出会い系サイトの定義があいまいで、通信の秘密を侵す恐れがある」と指摘した。 このため同委員会は、政府に対し「買春は大人の責任であり、児童の保護のための体制充実に努める」「職権を乱用しない」ことなどを求める付帯決議をつけた。 ZAKZAK 2003/05/15 |