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2003年05月13日(火) 00時00分
ホルマリン使用のフグ/業者3月まで出荷(朝日新聞・)高松市内のトラフグ養殖業者が、フグの寄生虫駆除に劇物のホルマリン(ホルムアルデヒド水溶液)を使っていた問題で、出荷済みの約3千匹がすべて、昨年9月〜今年3月にかけて同市内の魚市場に出されていたことが、県の調査で明らかになった。これを受けて、水産業界は今週中にも、生産者や消費者でつくる協議会を設け、不使用を徹底する方針を示している。真鍋武紀知事は12日の定例会見で「再三指導してきたが極めて残念」と話し、この業者にホルマリンの使用停止と残ったフグ約3千匹の出荷停止を要請したことを明らかにした。業者はこれに応じたという。 また、県は10日から業者の養殖場周辺で、残りのフグや天然魚、海水を採取して残留薬品の調査をしている。毒物や劇物を販売する14店を対象にホルマリンの販売調査もし、新たな事実が判明すれば、他の養殖業者も調査することにしている。 ホルマリンの使用は、今国会で審議されている改正薬事法案が成立すると、使用者への罰則を伴って厳格に禁止される。それまでは、漁業者や学識経験者らでつくる知事の諮問機関「香川海区漁業調整委員会」が、使用禁止を漁業者に指導する方向で検討している。 |
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