悪のニュース記事悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。 また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。 |
2003年05月09日(金) 09時13分
Mozilla置き去りの「Composer」継続へ(ZDNet)Mozilla.orgは先月、開発リソースをこれまでとは別のブラウザと電子メールアプリケーションに集中させる計画を発表したが、この時点でWebオーサリングツールの草分け的存在である「Composer」は置き去りにされていた。しかし、Mozillaに貢献した1人の人物が、Composerをこの状態から救い出そうとしている。 Mozillaに貢献したNetscapeのソフトエンジニアDaniel Glazman氏は自身のWebログで次のように記している。「Mozilla.orgの前回のスタッフミーティングの記録を読んでもらえれば、私がComposerの維持を提案したことが分かってもらえるはずだ。私がそうしたのは、この製品が気に入っており、素晴らしい可能性を持っていると考えるためだ」。 Mozilla.orgは先月、次のバージョンではMozillaのスリム版「Phoenix」を採用すると発表、同時にNetscapeのメールクライアントを「Minotaur」の名称で併せて開発すると発表した(いずれの名称とも商標問題が原因でその後変更されている。4月26日の記事参照)。 しかし、データブックの「Calendar」、インスタントメッセージの「Chatzilla」、Composerという残る3つのMozillaコンポーネントはとり残された形になっていた。 Glazman氏がComposerのオーナーシップを買って出た4月28日のMozillaスタッフミーティングの記録では、Composerはスタンドアロンではなく新しいMozillaブラウザの拡張として生き残ることが示唆されていた。しかしGlazman氏の計画はそれとは異なっている。 「われわれはスタンドアロンのComposerを作るべきだ。対応するブラウザをインストールしなくても(Mozillaブラウザのエンジンである)Geckoをベースとしたコンテンツエディタをインストールし、利用できるようにすべきだ。これは容易な作業ではないが、必須となる」。Glazman氏はWebログでこう述べている。(ZDNet) |