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2003年05月07日(水) 11時31分
白ずくめ集団、再び長野県に入る 白樺湖付近で停車(朝日新聞)「パナウェーブ研究所」と名乗る白ずくめの集団の車は7日未明、山梨県白州町を出発し、再び長野県に入った。団体の研究所がある福井県に向かうと見られる。長野県警は約120人の警戒態勢を敷く一方、自治体は対応に追われた。 団体はいったん関係者が建設したドーム形建物がある山梨県大泉村を目指したが、同村長らが村に入らないように説得。小林明助役によると、村側が座り込みなどの実力行使をして阻止する姿勢を伝えたことで、断念したようだという。 7日午前0時半ごろ、山梨県警に「行く場所がないから、長野県を経由して福井に戻る」などと話したという。午前2時すぎに、山梨県白州町を十数台が出発、午前4時すぎまでにすべての車両が町を後にした。 集団は約20台の車で列をなして国道20号を移動、長野県茅野市内を通る国道152号に進み、午前6時から約2時間半にわたり、白樺湖近くのビーナスラインに停車した。 集団のメンバーはトラックから白い布を出して、高原の斜面に広げたり、報道用ヘリを双眼鏡で眺めたりした後、午前8時半ごろ、霧ケ峰高原の展望駐車場へと移動し、再び停車した。駆けつけた地元区長の両角勝利さん(62)は「ここは観光地だし、あちこち入られても困る」と話した。 茅野市は午前6時、対策連絡本部を設け、現場に職員7人を派遣した。午前11時前、矢崎和広市長が「自然豊かな観光地に訪れる客に不快感を与えるので、すみやかに退去してほしい」との要望書を団体に手渡した。矢崎市長は「要望の内容を理解してもらったと思う」と話した。 集団は今後、安房峠を抜け、岐阜県へ入り、福井県に向かうとみられている。(05/07 11:31) |