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2003年05月06日(火) 08時36分
長野県入り 白装束集団(産経新聞)白装束の集団「パナウェーブ研究所」の約50人が岐阜県清見村の村道にとどまっていた問題で、集団は5日午後7時半ごろ、約65時間半ぶりに村道から移動、十数台の車列が岐阜県内を9時間余り迷走した後、6日午前5時ごろ長野県境の長峰峠に到達し、長野県警の検問を受け、5時半ごろにかけて同県開田村に入った。目的地は依然、不明。車列は時速20キロ前後のノロノロ運転で飛騨地方の山中を東に向かい、途中でUターンしたり、6日未明には岐阜県朝日村の山中にとどまって再び移動を開始するなど迷走した。 中部運輸局によると、団体は整備命令を受けた車両6台について、窓の渦巻き模様のステッカーを計十数枚はがしたが、まだ多数の渦巻きステッカーを張ったまま。 6台とも道路運送車両法の保安基準に抵触する状態のため、中部運輸局は、16日までに再度、確認を受けるよう要請した。 一方、団体の代表と称する男性らメンバー3人は5日朝、路上で記者会見し、「千乃裕子」と名乗る女性会長(69)の声明を発表した。 声明は車両内にいるとされる会長の発言を口述筆記したといい、この中で会長は団体独特の用語を使い「ニビル星の接近が5日から1週間近く延びる。聞く耳を持たず動かない人は死を迎える」と述べた。 また会長の直筆として、アゴヒゲアザラシの「タマちゃん」に「エサやりを断行した」とのメモを発表。タマちゃんの捕獲騒動を起こした市民団体「タマちゃんのことを想(おも)う会」との関係を示唆した。 報道陣が、重病とされる会長の容体について質問すると「だんだん悪化している」と説明した。 団体は福井県和泉村で越冬した後、4月25日から岐阜県八幡町、大和町境の林道や清見村の国道脇に居座った。県警などの求めに応じて3日午前2時ごろ同村の村道に移り、車両の整備を理由にとどまっていた。
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