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2003年05月06日(火) 14時57分
江東区立元加賀小、シックハウスで児童一部廃校へ避難(読売新聞)東京・江東区立元加賀小学校で、耐震改修工事後の校舎の一部から、国の基準値を上回る濃度のトルエンが検出されていたことが分かり、同区教委は6日、1—3年生と障害児学級の児童計約180人を、昨年廃校になった近くの旧区立白河小に移した。4—6年生については先月30日から同小で授業を行っており、全校児童約350人が丸ごと“避難”する異例の事態となった。区教委では、校舎内の換気や吸着剤によるトルエンの除去を続けるが、少なくとも夏休みまでは旧区立白河小で授業を行う見通し。 元加賀小の耐震改修工事は、昨年8月から今年3月にかけて実施され、内壁の塗り替えなどが行われた。先月20日、区教委の依頼で東京都環境科学研究所が、シックハウス症候群の原因物質とされるトルエンなど有害物質を測定し、基準値以上のトルエンが検出された。児童からは目がちかちかするなどの訴えがあったという。 シックハウス症候群は、住宅建材などから出る化学物質を吸い込んだ際に起きる頭痛や吐き気などの症状。新校舎を巡っては、東京都調布市立調和小でも、児童10人が転校したり不登校児施設に避難したりする“被害”が出たほか、長野県塩尻市立塩尻西小、東京都墨田区立八広小でも同症候群の疑いが明らかになっている。(読売新聞) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030506-00000406-yom-soci |