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2003年05月03日(土) 19時29分
景品応募、ハガキからネットへ 手軽で件数も急増(朝日新聞)抽選でオリジナルグッズや各種景品が当たる販売促進キャンペーンに「ネット応募」が広がってきた。従来の缶やペットボトルについたシールをはがきに貼って応募する手法よりも、ネット型の方が手軽で応募数も急増するという。メーカー側には、低コストで全データを管理・分析できる利点もあり、若者の客が多い飲料業界を中心に拡大しそうだ。 飲料大手のキリンビバレッジはこの春から全キャンペーンをネット応募に一本化した。商品に張ってあるシールの裏側に書かれた番号を打ち込み、ネットで送信する仕組み。 きっかけは缶コーヒーの「FIRE」シリーズ。2年前からネット応募を始めたところ、ネット応募がはがき応募を上回るようになり、今年からはネット限定とした。はがきではせいぜい100万件だった応募件数は、軽く1000万件を超えたという。 背景にはインターネットの普及率が02年末で54.5%まで上昇するなど急速なネット社会の広がりがある。サントリーが昨年末、ロングセラーの缶コーヒー「BOSS」で初めてネット応募のみのキャンペーンを展開したほか、UCC上島珈琲も3月からネットキャンペーンを実施中。缶コーヒーの主力客層の25〜40歳の男性のパソコン使用率が高い点に着目した。 ただし、ネットの匿名性もあって未成年への販売を警戒するビールやたばこ業界などは今のところ、導入に慎重だ。 (05/03 19:23) |