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2003年05月01日(木) 00時00分
警察ねらった「サイバー攻撃」、やや減少不正アクセスしようとノックする状態(ZAKZAK)全国の警察のコンピューターシステムに対するインターネットを通じたサイバー(電脳)攻撃が、1月から3月までの3カ月間に約5万1000件あったことが1日、警察庁の技術支援部隊「サイバーフォース」の監視で分かった。昨年10−12月期に比べ約7000件減少し、プログラム破壊などの実害もなかった。警察を標的としていない攻撃も多数含まれているとみられるが、1月に韓国を中心に世界的に接続障害をもたらしたコンピューターウイルス「スラマーワーム」による攻撃が全体の約43%を占め、同ウイルスによる攻撃をピーク時には1日に1300件以上検知した。 警察庁によると、攻撃が最後に経由したサーバーの国別では米国が44.4%と最多で、次いで日本7.1%、中国6.2%、韓国5.9%の順。前回(昨年10−12月)最多だったイスラエルは0.2%と激減した。 攻撃方法は発信元の国によって違い、米国や日本ではワームが多く、中国やイタリアでは侵入しやすさを調べる探知攻撃が多かった。 警察庁は「不正アクセスしようとドアをノックする状態が続いている」として注意を呼び掛けている。 ZAKZAK 2003/05/01 |