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2003年04月30日(水) 12時04分
白装束の団体メンバー、林道にとどまる 岐阜(朝日新聞)岐阜県の八幡、大和両町境の林道上で、白い衣服を身にまとった「パナウェーブ研究所」と称する団体のメンバー約40人が約15台の車を並べ、通行の妨げになっているとして、両町が退去を求めている問題で、両町は30日、現地をパトロールするなど警戒を強めている。 団体の車は依然として林道上にとどまっている。林道沿いの斜面に白い布を張り、周囲の立ち木にも白い布が巻きつけられたまま。近くには、地元住民が退去を求めて数枚の看板も立てられている。団体側は報道関係者の取材を拒んでおり、押し問答になる一幕も。八幡署はパトカー4台を配置し、20人態勢でトラブル防止などの警戒にあたっている。 団体側は5月3日までに退去するとしているが、両町は即時退去を求めてゆく方針で、八幡町の担当者は「パトロールで現場の状況を確認し、町長に報告したあと、退去勧告なども含め、対応を検討したい」と話している。 団体側は福井県から山梨県に移動途中で、4月25日までは大和町に隣接している福井県和泉村の県道に車を止め、テントやついたてなどを設置していたという。 福井県大野土木事務所によると、団体は昨年10月上旬から姿を現し、同事務所に「道路上に車を止めて電磁波の研究をしたい」と申し入れた。 同事務所は「長期に占有されては困る」と回答したが、団体は「車が故障して動けなくなった」として、10月中旬からテントなどを設置し、周囲を白い布で覆っていたという。 同事務所は福井県警とともに、口頭で退去をたびたび申し入れたが応じなかったという。 県道は冬季閉鎖中だったが、5月1日に開通するのに合わせて道路整備の必要もあり、同事務所は4月、文書で3度にわたり退去勧告。団体は25日に同村を退去したという。 また、鳥取県国府町にも半年ほど前まで、この団体と見られる白装束の集団がいたという。(04/30 11:46) |