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2003年04月29日(火) 21時12分
岐阜の白装束団体、3日までに退去と回答岐阜県八幡町と大和町境の林道で生活している白装束を身にまとった人たち=29日午後3時25分、共同通信社ヘリから(産経新聞)有害電磁波の調査と研究を行う「パナウェーブ研究所」を名乗る団体のメンバーが、白装束で岐阜県八幡町と大和町境の林道に車を止め生活している問題で、両町の職員は29日、地元住民や山林の地権者らとともに現地に赴き、あらためて退去を要請した。団体側は「5月3日までに退去する」と答え、初めて退去時期に言及した。八幡署によると、40−50人が約15台の車を駐車して生活。現地ではこの日、取材に詰め掛けた報道陣とメンバーの間で一時小競り合いとなるなど騒ぎが続いた。 団体側は「山梨へ行く」と話しているといい、両町は団体に即時退去を求め続ける方針。 両町によると、全身白ずくめのメンバーが、木やガードレールまで白くして、林道を通る住民に名前を聞くなどしているため、住民の間で「不安で夜眠れない」との声が出ていた。 両町は28日に文書で退去を要請、29日には住民も独自に文書で要請した。団体側は、直ちに退去できない理由として、周囲の木を覆った白色の布を取る作業に時間がかかることや病人の存在を挙げているという。 団体は「電磁波の影響を弱める」との考えから衣服や車などをすべて白色に統一。昨年10月以降、大和町に接する福井県和泉村に居座っていたが、村から退去を求められ、今月25日ごろ、現在の場所へ移動した。
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