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2003年04月29日(火) 00時00分
業者名乗り「検査を」 水道水濁った飯田で苦情続々（信濃毎日新聞）二十二日から一日半、水道水が濁って飲めなくなった飯田市で、安全宣言が出た二十三日以降、水道関係の業者を名乗る男性が各家庭を訪問して水質検査を勧めている—との苦情が市に相次いでいることが二十八日、分かった。男性が水道局と関係があるかのように話したとの証言もあり、市水道局は「業者と市とは無関係」と、有線放送などで注意を呼びかけている。 市水道局によると、苦情はこれまでに十数件寄せられ、共通するのは「青い作業服を着た男性が家を訪れ、水質調査をさせてほしいと頼んだ」との内容。市水道局から委託されたなどと話したケースもあり、実際にコップに水道水をくみ、男性に手渡した人もいるという。ただ、料金を請求されたとの苦情はない。 同市内の主婦（２８）によると、男性がインターホン越しに、企業名を名乗ったが、「市からそんな話は聞いていない」と答えると、それ以上要求することなく立ち去ったという。市水道局は「水道水は市が安全性を確認している。市が業者に調査を委託した事実はない」としている。
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