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2003年04月26日(土) 00時00分
JAL11%値上げ 7月から、全日空も追随 (東京新聞)日本航空システム(JAL)は二十五日、七月以降の国内線普通運賃を昨年十月の統合前の水準まで値上げすることを明らかにした。値上げ率は約11%になる。着陸料の値上げに加え、新型肺炎(SARS)の影響などで経営環境が急激に悪化し、値上げに難色を示していた公正取引委員会が容認したため。二十八日に国土交通省に届け出る。全日本空輸(ANA)も追随する。JALは、昨年十月の日本航空と日本エアシステムの経営統合の際に、普通運賃を10%値下げした。羽田−伊丹間は大人片道で一万八千五百円から一万六千七百円に下がった。今回の値上げで、普通運賃が元になる往復運賃や回数券の運賃も、連動して上がる可能性がある。 JALは統合時、普通運賃を値下げして、公取委に「急激な環境変化がない限り三年間値上げしない」と約束していた。 今年に入り、着陸料の値上げやイラク戦争の影響などを理由に値上げを計画したが、統合時の約束を重視した公取委に「影響を判断するのは時期尚早」と反対され、延期していた。 今回、公取委は新型肺炎の影響も加わり減収幅が拡大するなど、「経済環境の激変」を認めたようだ。 http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20030426/mng_____kei_____004.shtml |