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2003年04月25日(金) 09時30分
米就職サイト、求職者の履歴書から制裁国を削除(ZDNet)米就職サイトのMonster.comは4月24日、シリア、イランなど米国が制裁対象としている7カ国について記載した部分を、求人情報と求職者の履歴書から削除する。Monster.comではこれについて、米政府の規制を遵守するためだと説明。影響を受けるユーザーに送られた通告には「あなたの履歴書は変更され、制裁対象の国はすべて履歴書から削除されます」と記されている。 同社が法律によって今回の削除を義務付けられているかどうかは論議を呼ぶところだ。Monster.comの広報担当者Kevin Mullins氏は「Monsterは米政府の規制に完全に従うために行動を取った」と弁明、まず米財務省に相談したとしている。 電話取材の申し入れに対して財務省の担当者からの返答はなかったが、同省の高官は「私の知る限り」このような削除を義務付ける法律はなく、Monster.comが主張する法的義務は信じがたいと話している。(ZDNet) |