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2003年04月24日(木) 20時36分
「原画版権商法」の被害者説明会 中京区・京都弁護士会館で２７日 ／京都（毎日新聞）「原画を買えば毎月版権使用料を支払う」などの触れ込みで高額な絵画購入契約を結ばせる「原画版権商法」の被害が全国的に広がっていることを受け、２７日午後１〜３時、弁護士による被害者向け説明会が京都弁護士会館（中京区富小路通丸太町下ル）である。主催の弁護士会によると、問題の業者は「ユニバーサルライフ」（本社・東京、既に倒産）と関連会社。消費者側が９０万円の原画を月２万円のクレジットで購入し、業者側が原画展示などの使用料として月２万３０００円を逆に支払う内容で契約したところ、業者は倒産し高額な原画代金だけが残った——などの被害例が相次いだ。被害は全国で約３０００件に上り、各地で被害者弁護団の結成も進んでいるという。 弁護士会では「原画代と使用料との差額が手元に月々入ると思い、安易に契約してしまう。しかし、構造上いずれ破たん必至の詐欺的商法だ」と指摘。契約解除や取り消しも可能だとして、被害に遭った人は契約書類などを持参し、説明会に参加するよう呼び掛けている。問い合わせは京都弁護士会（０７５・２３１・２３８３）。 【野上哲】（毎日新聞） |