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2003年04月24日(木) 19時58分
鼻を鳴らし、口元なでる 「宗教性ない」と断罪（共同通信）「支配欲を満足させるためだけの犯行」「宗教性のかけらもない」。検察側は２４日、オウム真理教松本智津夫被告（４８）を厳しく断罪し、死刑とするよう東京地裁に求めた。「極刑以外に選択の余地はない。死刑に処するを相当と思量する」。その時、松本被告は固く目を閉じて腕組みをしたまま、鼻を１回、軽く鳴らした。そして、何事もなかったかのように、白いものが交じるひげが密集した口元を、ゆっくりとなで回した。 裁判長が閉廷を告げても、松本被告はうつむいたまま。弁護人が肩越しに何かを話し掛ける。死刑が求刑されたことの確認か、秋の最終弁論に向けた接見の要請か。しかし、松本被告はうなずくでもなく、足を投げ出してだらしなく座って全く動かなかった。（共同通信） http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030424-00000195-kyodo-soci |